昔、シリコンの型から作ったレジンAEM-7を書いた気がしますが見当たらないので、今更ながら AEM-7 製作を記事にしました(笑) 3Dプリンターもない遠い昔のお話です(笑)
New-Ray AEM-7 の発売
当時、Atlasの掲示板でNew-RayがNゲージサイズのおもちゃを出すと話題に。 そのラインナップの一つに、待望のAEM-7があるとのことで、早速Nゲージ化を企てます。そして発売直後アメリカから輸入しました。 当時到着したセットがこちら。
AEM7とAmfleet II がセットになった商品。バッテリー式鉄道模型でした。 同梱の Amfleet IIもN化しようと思っていましたが、こちらはちょっとオーバーサイズで断念。 とりあえずAEM-7のみ活かすことにしました。
ボディがダイキャスト
ダイキャストボディ、根性で何とか加工できるだろうと思ったものの苦戦。 当時手元にあった工具では、窓一つすら開けられず断念(笑) そこで、生まれて初めてシリコンで型を取る作戦に変更しました。 ネットでフィギュアを作ってる方々のサイトを参考に東急ハンズへ。 色々調達してきました。
液状のシリコンとレジンがあれば良いみたいです。 折角だったので、部分コピー用に粘土風のシリコン「ブルーミックス」もゲットしました。
シリコンで型作り
初シリコンの複製で、要領もわかりませんでしたが、大まかなコピーの工程はこんな感じでした。 厳密には、レジンの投入口とか空気の逃げ道も考えるので、最初は小さいので練習すると良いかもしれませんね。
シリコン型ー上半分の作成
- コピーしたい模型の下・内側に粘土を敷き詰める。
- 余白部分に、棒などを突っ込み凹凸をつける(かみ合わせのため)
- 囲いを作る。
- シリコン投下。一日放置。
シリコン型ー下半分の作成
- 上半分が固まったら、ひっくり返して、粘土摘出。
- シリコン剥離剤を付けて、下半分用のシリコン投下。
- 1日放置。
レジンの投入口、空気の逃げ道の確認
本来は最初に考えるのですが、何も考えずに型を作ってしまったため、自分は後からドリルとカッターで投入口と空気の逃げ道を確保しました(笑) 本来は、つまようじとかワイヤーを使って埋め込むらしいです。
レジンの投入
レジン液を混ぜ混ぜして、シリコン型の穴に流し込むと数分で固まりました。 そして、シリコンの型を外すとこんな感じに(^^)
バリ取り
あとは型から外してバリ取り。私みたいにアバウトに型を作ると、手間が増えて大変なので、ちゃんと考えて作った方が良いです(笑)軽くサーフェイサー吹くとこんな感じに。台車レリーフは、粘土風のシリコンで型を取って作ったものです。
塗装・仕上げ
厳密には途中までの写真しかないのでアレですが、だいたいこんな感じに仕上がりました。 パンタグラフは、Tomixのをちょっとアレンジした記憶が (覚えてないw)
相変わらず雑な記事ですが、何かの参考になれば幸いです。 あ、ならないか(笑)