先日のトランスファーカブースに続き、PRR N-8 Caboose (カブース) も作ってみました。 今回の模型は、まだ未公開?のストリームラインキュポラカブースのデータをアレンジしたもの。 ですので、リベット位置がN8とはちょっと違います。 形状はだいたい同じです。
N-8 カブース模型の構造
先日のトランスファーカブースのデータを修正して作りました。というわけで構造はほとんど一緒です(笑)
ボディ
N-8 本体部分は一体です。キュポラ部分を別パーツ化した方が、塗りやすそうです。 そのうち変更するかもしれません。
シャーシ
ボディ側面が覆いかぶさるよう、中心部は細めにしました。ただ平らなので、反りがちょっと心配です。
エンド部分
前回同様エンド部分は別パーツ化。 カブースのエンドは時代や鉄道会社によって結構変化しているので、付け替えられるようにしました。
小物類
側面のアール状の手すりを別パーツ化したくらいです。 一体でも良かったのですが、別の方が塗りやすかったので。あと、煙突も2パターン作ってみました。電話アンテナ仕様のアンテナ部分は別パーツです。
N-8の塗装パターン
N-8 caboose は、元々ペンシルベニア鉄道向けに新造されたものです。 その後、Pen Central, Conrail と引き継がれました。一部は Illinois Central Gulf にも移籍しました。
ペンシルベニア鉄道(茶)
N-8が新造された頃の雰囲気で塗ってみました。屋根にあるのは電話用アンテナ。
ペンシルベニア鉄道(赤)
茶だけじゃ地味なので(笑)形状はアンテナ付きにしてみました。
ペンセントラル鉄道
ペンシルベニアから引き継いだ頃の雰囲気で。線のあるタイプは結構レアなのかも。
コンレール鉄道
ペンセントラルから引き継いだ時の雰囲気で。 後に、屋根のルーフウォークが撤去されたり、梯子が撤去されました。
イリノイセントラルガルフ鉄道
イリノイに渡った際の仕様に。ルーフウォークへの梯子位置が左から右へ。写真ではよくわかりませんが、エンドの骨組みも逆ハの字になっています。
工作を終えて
N-8 カブースはサクサク作れて楽しかったです。3Dプリンターで全パーツが1回で出力でき楽でした。 塗装バリエーションは、上記でだいたいカバーできたかと思います。 せっかくボディがあるので、他社線の架空塗装も作ってみたいです。