トミーテックノスタルジック鉄道コレクションの動力ユニット TM-TR07 がなかなか良いという噂を聞いたので、思い付きでEMD SW型 ディーゼル機関車を作ってみました。 このディーゼル機関車は、アメリカのEMD (Electro-motive Division)製で、戦後ポピュラーだった入換機です。 その入換機で代表的な顔を2パターン、ノス鉄サイズに縮めて描いてみました。
データ作り
今回の EMD SWは、何となく書き始めてしまった上に「タイプ」なので、きちんとリサーチしていません(笑) 過去の記憶とネットの画像を照らし合わせながら、それっぽく仕上げてみました。
EMD SWシリーズ タイプA
個人的にはよく見かけたタイプで、アメリカに居た頃はNJ Transit でも入換機として活躍していました。ナンバー一体型のライト、キャブの屋根の丸み、キャブ手前のボディの窄みを意識して模型化してみました。
EMD SWシリーズ タイプB (SW1000風)
タイプA を少しモダンにしたような雰囲気で、今でもMP15等で似たようなデザインが見受けられます。タイプAとの変化をつけるために、高めのフードとキャブが特徴のスタイルを取り入れてみました。
造形・組立
今回作成したEMD SWは車長が短いので、出力も短時間でした。ただ、手すりを別パーツとして作ったため、出力の向きやサポート位置でちょっと苦戦しました。 このようなパーツは一体の方が楽に出力できますが、後々の補修や塗装を考慮しました。
動力は、トミーテックのTM-TR07を使用しました。 床下レリーフは他のDLに付いていた既製品です。 動力付属のレリーフも使えなくはないですが、干渉する爪部分をカットするとボディが固定できなくなりますのが難点です(笑) カプラーは、ナックル系カプラーの貨車が多いので、Bachmann ダミーカプラーを模した出力品を装着しました。
塗装
最初のEMD SW型は試し出しのボディー(笑) 何となくノーフォークサザンにしてみました。
上と同型のボディシェルを用いて、アメリカ・テネシー州にあるイーストマン化学(コダック)の入換機のカラーリングに。
最後はSW1000に近いタイプのボディシェルを用いて、NY・ローチェスターのコダック入換機を再現。 ただ、細部は結構違うみたい。 このカラーリングは コダック VR-G フィルムが元だった気がします。
EMD SW を作って
今回のEMDスイッチャーは、ノス鉄動力活用法として作ってみました。 昔流行った Bトレインショーティーのようなミニレイアウトで走らせるとかわいいかもしれません。 ただ、フルサイズのEMD SWは多くのメーカーが生産・販売しているので、わざわざ時間をかけて作るのは疑問が残ります。てか、作っちゃったけど(笑)