ちょっと前にカナディアンナショナルのSD40-2Wを入手したので、昨年暮れごろからトランスファーカブース (車掌車)を自作してみました。 アメリカ型流用だと面白くないので、カナダ特有のこの型を選択。 この Transfer caboose の特徴は、視界確保のため袖がある&左右非対称なところ。 やはり、ユニークな形状はなんかそそられますね(え)
トランスファーカブースの設計
カブースの構造は何度か変更しましたが、結局落ち着いたのがこの構造。
ボディ
屋根と箱部分。最初は分離した方が塗装時楽かと思いましたが、形状を整える手間を考えると一体化の方が歪みが出にくいと思い、結局一体化。
シャーシ
平らな造形に。ただこの構造は、台車のカプラーボックス分の高さを確保すると腰高に。 対策として、専用のカプラー取付口も作ることも考えたのですが、面倒だったので高さがあまりないアトラスの台車でカバーしました。 勾配がきつくなければギリギリセーフ。
エンド部分
シャーシと一体で出すことも可能でしたが、破損時の事を考えて別パーツ化。 おまけに、異なるエンドと組み合わせれば、異なるデザインの架空カブースが作りやすいので一石二鳥。
小物類
ドア、手すり、補助ランプ、煙突等は、塗装しやすく別パーツ化。手すりはもう少し細めに仕上げたかったのですが、空中に飛び出す部分があったので強度を考えて太めに。
カブース一作目
カプラーをボディマウントしたパターンで作成しましたが、カプラーが若干低めになってしまうのが難点。 床下のバランスは悪くない感じです。
カブース2作目
カプラーの高さを安定させるため、アトラスのアキュメイトカプラー付き台車に変更。 しかし、ボディとカプラーに高さのクリアランスがあまりないので勾配でどうなるかは不明(笑) 台車が車端寄りになってしまったため床下にやや空きが。 実車より長めなのかもしれない(笑)
塗装
カナディアンナショナルのカブースは基本的には朱色+黒なので簡単。 しかし、警戒色部分まで塗装でやるとマスキングが結構面倒に。 特に台枠の側面に黄色を残しての塗装はちょっと面倒なので、もうやりたくないです。 次はガンダムマーカーだな(笑) ちなみに、朱色はタミヤの赤に黄を少し足しました(目分量w)
塗装バリエーションですが、CN以外で活躍したケースがないようで、あまり選べません。 ただ、特殊な塗装でATCSのテストカーがあるので作ってみたいです。 ついでに、CNっぽい車端の柵を変えて、架空塗装も作ってみたいです。